上品な甘みと四季折々の風景が織り込まれた美しき京の和菓子。
古典や名所にちなんだ雅な銘もその魅力のひとつです。そんな京の和菓子が大成したのは江戸時代後期ですが、菓子そのものの始まりは「日本書記」や「古事記」の時代だといわれています。当時の天皇の命を受けて常世の国へと渡ったとされる田道間守(たじまもり)。彼が10年の歳月を経て探し出した「非時香菓」(ときじくのかくのこのみ)、現在の橘の実を持ち帰ったことが日本での菓子の起源だと伝えられています。
その後和菓子は、唐から伝わった「唐菓子」や茶の湯など様々な文化と出会い、その度に創意工夫を重ねてきたことで今日のかたちへと発展してきました。なかでも京の和菓子は、美しき造形と繊細な色合い、そして上品な味わいで大変人気を集めています。
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