京和傘の技術を応用したペンダント照明「古都里-KOTORI-」。放射線状に広がる竹の繊細さと、和紙を通した柔らかな明かりが特長です。自然素材と日本的感性が生みだす現代の「用の美」は、趣のある和室はもちろん、デザインされた近代的な空間にもなじみ、時を超えた普遍的な美しさを醸し出します。
「落水紙(らくすいし)」シリーズには、紙漉きの際に、まだ湿っている状態の和紙に水滴を落とし穴や模様を描く、「落水技法」を用いた特別な和紙を使用しています。この技法により、透け感のある繊細で美しい模様が表現され、光を通した際に独特の陰影とあたたかみが生まれます。水滴の動きや広がりが作り出す模様は、同じ物が2枚と出来ない、偶然と職人の技が織り成す一品物。手しごとならではの、唯一無二の美しさが魅力です。
「古都里-KOTORI-」のフラッグシップモデルであるHG(ハイグレード)シリーズは、厳選された京都産の真竹と最高級手漉き和紙を使用。和傘と同様、1本の竹を均等に割って加工した親骨、小骨計40組(計80本)を職人が1本ずつ綿糸でつなぎ、その上に和紙を貼って仕上げています。HGの中でもスモールサイズ(直径388mm×高さ205mm)にあたる本品は、設置場所を選ばず、小さなお部屋を照らすほか、スポット照明としても使いやすいサイズ。単体でお使いいただいてもしっかりした存在感がありますが、吹き抜けや商業施設のホールなどは、複数個配置することでアーティスティックなアクセントになります。
本品は40W電球一灯のおだやかな灯りで、ひとつで4畳半畳程度のお部屋を心地よく照らします。通常の照明よりやや控えめな照度は、日本の「陰影礼賛」の精神にも通じています。広めのお部屋などでは、複数設置いただくか部分照明などを組み合わせていただくと、部屋の印象にメリハリがつきます。
和傘職人がひとつひとつ手づくりする「古都里-KOTORI-」は、和傘のように開閉できるのも特長。灯具から取り外してたためば、コンパクトに収納できるので、季節や気分に合わせてシェードを着替える楽しみも広がります。
京都、堀川寺之内に、和傘の日吉屋はあります。江戸時代末期に創業し、和傘を作り続けて100余年。表・裏両千家の御用達をはじめとして、二条城等における野点の席に一際風情を添える野点傘、蛇の目傘など古来から日本人が親しんできた和傘を、卓越した昔ながらの技術を受け継いで製作しています。
店舗名(よみがな) | 日吉屋(ひよしや) |
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住所 | 〒602-0072 京都府 京都市上京区 堀川寺之内東入ル百々町546 |
TEL・FAX | TEL:075-441-6644 / FAX:075-441-6645 |
info@wagasa.com | |
休業日 | 土・日曜日 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
アクセス | (バス)JR京都駅より市バス9番にて「堀川寺の内」バス停下車 宝鏡寺門前 (お車)名神高速「京都南」I.Cより国道1号線を北上堀川今出川交差点より北へ、2つ目の信号を右折 寺之内通を東へ入ってすぐ(駐車場有り) 営業時間:10:00~17:00 |
休業日