使われているのは、36本の竹骨と、強度にすぐれた和紙調不織布。洋傘の骨が通常8~16本なのに対し、ryotenはその2~4倍量の竹骨を繊細に組み上げながらも、一般的なビニール傘と比べて約半分の軽さ(約250g)を実現しました。
現在、毎年6,000~7,000万本のビニール傘が廃棄されていると言われる日本。ryotenは、廃棄する際にすべてバラバラに分解できるうえ、骨や先端に自然素材である竹と木、柄はリサイクルが可能なアルミ製のものを使用しており、環境への負荷が少ないことが特徴です。
和傘の構造がもたらすもうひとつの利点は「内側閉じ」。洋傘の場合、閉じると生地が骨の外側にU字を描くように張り出し、それを巻きつけて収納するようになっています。しかし和傘は逆。傘を閉じた時に生地が内側にしまわれるため、水滴が洋服に触れにくくなっています。
また和傘の難点であった「持ち運びのしづらさ」も解消。中棒がアルミ製スライドシャフトで、使わない時は約54cm程度に短くなり、ショルダー紐つきの専用傘袋にすっぽり入ってコンパクトに持ち運べます。
カラーは和の伝統色を思わせる4色。洋装にも和装にも合うスタイリッシュさで、持つ人のセンスを物語ります。
和傘と同様、職人がひとつひとつ手作りするryotenは、骨が折れても修理が可能。長く愛用できる傘をひとつ持つことは、使い捨ての暮らしを見直すことにもつながります。
和傘が培ってきた「用の美」を現代に。京和傘の老舗がお届けする「伝統+デザイン」の融合をぜひお楽しみください。
京都、堀川寺之内に、和傘の日吉屋はあります。江戸時代末期に創業し、和傘を作り続けて100余年。表・裏両千家の御用達をはじめとして、二条城等における野点の席に一際風情を添える野点傘、蛇の目傘など古来から日本人が親しんできた和傘を、卓越した昔ながらの技術を受け継いで製作しています。
店舗名(よみがな) | 日吉屋(ひよしや) |
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住所 | 〒602-0072 京都府 京都市上京区 堀川寺之内東入ル百々町546 |
TEL・FAX | TEL:075-441-6644 / FAX:075-441-6645 |
info@wagasa.com | |
休業日 | 土・日曜日 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
アクセス | (バス)JR京都駅より市バス9番にて「堀川寺の内」バス停下車 宝鏡寺門前 (お車)名神高速「京都南」I.Cより国道1号線を北上堀川今出川交差点より北へ、2つ目の信号を右折 寺之内通を東へ入ってすぐ(駐車場有り) 営業時間:10:00~17:00 |
休業日